さっきまでご機嫌だったのに歯みがきの時間になるとグズり出す!
無理やり抑え込んで磨きたくないのに、虫歯になってほしくないからどうしようもない!
イヤイヤ期のお子さんはもちろん、イヤイヤ期を抜け出しても「歯みがき、イヤ!」が続くお子さんは多いもの。
つい「歯みがきしないと虫歯になるよ!」と言ってしまいそうになりますが、できることなら楽しく歯みがきタイムを過ごしたいですよね。
ただ、いろいろ試してみてこれは使えるぞ!という対処法を見つけても、同じ手がずっとは続かないのが悩みどころ・・。
そんな親御さんのお役に立つべく、3児の母である筆者が10年かけて試行錯誤を繰り返した中で特に子どもたちの反応が良かった7つの方法をご紹介します。
この中から「今日はこれが試せそう」と思えるものを選んで、ぜひ試してみてください!
筆者紹介
3児の母。長女は小学校中学年、長男は小学校低学年、次男は年少園児。
自らの体験も交えながら、イヤイヤ期を前向きに乗り切りたい親御さんの問題解決に向けてお役に立てる情報を発信していきます。
>>歯医者さんごっこをする
>>歯みがき教室を開く
>>仕上げのしあいっこをする
>>ぬいぐるみに磨いてもらう
>>歯みがきソングを利用する
>>上の子に仕上げしてもらう
>>歯みがきアプリを活用する
ジャンプできる目次
歯みがきを嫌がる子どもに!楽しく歯みがき7作戦
歯医者さんごっこをする
歯医者では、背もたれが倒れる椅子に座りますよね。
おうちの椅子をふたつ繋げて、お子さんの首を支えながら「ウィーン」と背中を倒してあげてみてください。
歯医者が好きなお子さんはもちろん、苦手なお子さんでも「倒れる椅子」には魅力を感じるはず♪
後は「はい、大きく開けてくださいね〜」と歯医者さん風に敬語で歯みがきを始めてみましょう。
歯みがき教室を開く
「歯みがき教室、始めるよ〜!」と言って先生が生徒を呼ぶように声をかけてみてください。
座って向かい合い、大人が実際に自分の歯を磨いてお手本を見せながら子どもに真似してもらう「歯みがき教室スタイル」は我が家では頻繁に登場します。
ただ「歯みがきしなさい」と言われるより「一緒にやろうね」と大人が近くで一緒にやる姿は、歯みがき以外にもお片付けやお着替えなどにも有効です。
仕上げのしあいっこをする
「おかあさん(おとうさん)の仕上げして〜」と言って仕上げをやってもらうのもひとつの方法です。
人形遊びを始めるイヤイヤ期の子どもは、大人になりきって「してあげる」のが大好き。
「仕上げ歯みがきお願いしまーす」と頼めば、喜んでやってくれますよ。
喉の奥を突かれそうで怖くはありますが^^;
「じゃあ交代ね〜」と言って、サラッとお子さんの歯も仕上げしてしまいましょう♪
ぬいぐるみに磨いてもらう
お子さんの好きなぬいぐるみを持って、そのぬいぐるみが磨いている風に演出します。
「あ!大変!〇〇ちゃん、バイキンさんが来てるよ!」
特に小さなお子さんには有効なこの方法。
おかあさん、おとうさんのなりきり演技の見せ所です。
歯みがきソングを利用する
「おかあさんといっしょ」などのNHK番組やYouTubeにはたくさんの歯みがきソングがあります。
その中でお気に入りの曲を見つけ、歌いながら仕上げ歯みがきしてあげるとお子さんも喜びます♪
我が家では東京ハイジさんの「はみがきのうた」がお気に入り。
上の子に仕上げしてもらう
兄弟がいる場合は、たまには上の子に仕上げをしてもらう日があっても◎
お子さんは「特別感」が大好物。
親ではない誰かの仕上げ磨きは、グズっていても「え?ちょっと歯みがきしたいかも・・」と思えるキッカケになるはずです♪
歯みがきアプリを活用する
いろいろ試してみたけど長続きしなくて・・というお子さんには、歯みがきする度にかわいいポケモンをゲットできる無料ゲームアプリ『ポケモンスマイル』がオススメ。
画面に映る自分の歯を綺麗に磨けば磨くほどポケモンをゲットしやすくなるので、「ゲームしながらだと歯みがきが適当になるのでは・・」という心配も無用です。
ゲットしたポケモンはマイ図鑑に溜まっていくので、コレクションのために毎日頑張る!という子ども心を上手く突いた仕組みで歯みがきが習慣化するまで続けられるのも大きなポイント。
我が家でもポケモン好きの長男と次男が見事にハマり、全ポケモンをゲットするまで毎日進んで歯みがきをして、歯みがきを習慣化することに成功!
10年間、三者三様のイヤイヤ期で歯みがきタイムにも苦労しましたが、その中でも「試してよかったな」と感じた歯みがきイヤイヤ対処法厳選7パターンをご紹介しました。
お子さんの「やりたくない」を楽しく「やりたい!」に変えるヒントになれば嬉しいです!