「理不尽な怒り方しちゃったな・・」
「昨日と今日と言ってること違うよな・・」
疲れが溜まっているとき、心や時間に余裕がないとき、つい子どもに対して理不尽に怒ってしまうことってありますよね。
3児の母である筆者も、何度もあります。
でもこれは、子どもと真剣に向き合おうとしているからこそ生まれる悩み。
時には理不尽に怒ってしまうことがあっても大丈夫。
大切なのは、その後どうするかです。
素直に謝って、自分自身を許すこと。
それでは具体的にどうしたらいいのか、私の体験談も含めてご紹介します。
筆者紹介
3児の母。長女は二次反抗期の小学校中学年、長男は中間反抗期の小学校低学年、次男は一次反抗期の園児。
自らの体験も交えながら、反抗期を前向きに乗り切りたい親御さんの問題解決に向けてお役に立てる情報を発信していきます。
理不尽に怒ってしまったらその日のうちに謝る
理不尽に怒ってしまった自分を許す
日頃から子どもと対話する習慣をつける
>> 理不尽に怒ってしまったらその日のうちに謝る
理不尽に怒ってしまった・・と後悔したら、そのことを素直に認め、その日のうちに謝りましょう。
謝るときには、親としての思いを素直に伝えてしまえばいいのです。
「疲れてて酷い言い方しちゃったんだ。」「バタバタしてて、言ってること滅茶苦茶だったよね。」などでも大丈夫。
自分の非を素直に認め謝る姿勢、また自分の思いを素直に伝える姿勢は、お子さんのお手本にもなるはずです。
小さなお子さんであれば親御さんの気持ちが落ち着いたらすぐのタイミングで。
小学生のお子さんであれば寝る前などでもいいので、その日のうちに。
お互いスッキリして明日を迎えられますよ。
>> 理不尽に怒ってしまった自分を許す
謝ることができたら、次は自分自身を許してあげること。
「理不尽な怒り方しちゃった・・」と悩めるあなたは、“叱るときは感情的にならずに”という子育てルールを大切にし、日頃から気をつけている人なのでしょう。
そんなあなたなら大丈夫。
親だって人間です。親としてまだまだ成長途中。
失敗してしまっても、謝ることができたなら、親としてひとつ成長できた証なのです。
>> 日頃から子どもと対話する習慣をつける
理不尽に怒ってしまったときにもうひとつ重要なのが日頃の親子の関係性です。
普段からお子さんの声に耳を傾け、親と子で主張が異なる場合にも意見を押し付けることなく対話を心がけていると、お子さんはあなたを「話を聞いてくれる大人」として認識します。
そんな信頼があればこそ、時折理不尽パンチを打ってしまったとしても「悲しい・腹立たしい」だけではない「違和感」を感じてくれるのです。
子どもは大人が思っている以上に周りの大人をよく見ています。
365日完璧に余裕を持って接するのは難しくても、常日頃から子どもとの対話を試みてさえいれば、たまの失敗も「しょうがないなぁ」と受け止めてくれますよ。
私もちょこちょこ打ってしまいます、言葉の理不尽パンチ。
この間も、怒っている瞬間から「昨日と言ってること違うな・・」と感じつつも、余裕がないことを理由にそのまま怒り続けてしまい後悔・・
寝る前に子ども部屋に謝りに行きました。
「ごめんね、疲れててあんなこと言っちゃったけど、おかあさんもどうしたらいいか考えがまとまってないから、明日一緒に話し合おうね。」と。
すると娘が「大丈夫。わかってるよ。」と応えてくれたんです。
子どもって凄いな・・と思いつつ、日頃から“対話”を意識しておいてよかったと感じた瞬間でした。
>> まとめ
親も成長途中のひとりの人間。理不尽に怒ってしまうことはあるでしょう。
でも大丈夫。素直に認め、謝って、自分自身を許すこと。
子どもは子どもで、素直に許し、親の失敗から大事なことを学んでくれるはず。
親も子も一緒に成長していける関係って、素敵ですよね。